シイタケ

Lentinula edodes (Berk.) Pegler
（キシメジ科　シイタケ属）

　春と秋に広葉樹の倒木上や切り株上に群生する。もっとも有名な食用きのこのひとつで世界各地で栽培法の研究が行われている。分類学的な位置づけは様々な意見があり、以前にはヒラタケ科のマツオウジ属に所属したこともあったが、現在は遺伝子レベルの研究結果からここで使用した学名が妥当であるとされている。

［特　徴］
　傘は初め半球形から饅頭形で後にはほぼ平に開く。表面の色は茶褐色から黒褐色で初めのうちは綿毛状の鱗片が付着する。ひだは柄に上生から湾生し、色は白色からクリーム色で並び方は密。柄は淡褐色。