アシボソムラサキハツ

アシボソムラサキハツ

Russula gracillima J. Schaffer
(ベニタケ科 ベニタケ属)

 夏から秋にかけてカバノキ属やコメツガ林、シラビソ林などに発生する。また、図鑑によってきのこの色が大きく違っているため同定にあたってとまどうことも多かった。 ところが、欧州のベニタケ属図鑑(Sarnari 1998)には、色の違う個体がすべて同じ種類として扱われている。きのこはやや辛味がある。

[特 徴]
 傘は初め中央部分がとがったまんじゅう形で,後には平に開く。表面の色は赤紫色、淡紫色、赤色など変化に富み表面には弱いぬめりがある。 ひだはクリーム色で並び方はやや密、柄に直生またはやや上生する。柄は細く、表面は淡赤紫色を帯びることもある。



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