ヤマドリタケモドキ

ヤマドリタケモドキ

Boletus reticulatus Schaeff.

(イグチ科 イグチ属)

 夏から秋にコナラやミズナラなどの広葉樹林やシラビソ林などの林内地上に発生する。ヨーロッパでは、このヤマドリタケモドキやヤマドリタケ、 ススケヤマドリタケなどをとても珍重する。日本ではまだあまり人気が出ないが、一部のフランス料理店やイタリア料理店ではこのきのこを使ったメニューもある。 日本人好みのナメコ的な感じとは多少異なるが、様々な料理に利用できる。

[特 徴]
 傘は初めまんじゅう形で表面は茶褐色になり、なめし皮状からビロード状の手ざわりがある。後には平らに開き、黄褐色からオリーブ褐色になる。 管孔の口は初め白色、後に淡黄色からオリーブ色。柄は淡灰褐色で表面には網目模様がある。よく似た有毒のドクヤマドリは柄に網目模様がなく、 この点で区別できる。



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