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キツネノボタン


キツネノボタン
(キンポウゲ科、Ranunculus silerifolius


 休耕田や用水路脇に生育する。茎が太く、大きな株になるのはケキツネノボタン(Ranunculus cantoniensis)である。 本当のキツネノボタンは毛深くなく、花もまばらで、華奢な植物である。キツネノボタンは果実の先端(柱頭の部分)が巻いている。 そう果の集合体が服のボタン(金平糖)のように見えるのでと思ったが、葉の形がボタンの葉に似ていることから命名されたようである。 水田の土手に生えていても、家畜のえさとしては毒なので刈られなかったから、子供の頃からこの花は覚えている。 黄色の花弁が光輝くのがキンポウゲ科の特徴であろう。

ケキツネノボタン
ケキツネノボタン

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