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ワシントンネーブル



 世界のかんきつ生産国における早生オレンジの主流品種。ネーブルは小さな果肉を内蔵したへその意味で種子なしが特長。19世紀初めにブラジルのバイア州で、 セレクタオレンジの枝変わりとして発生し、これをワシントンのアメリカ農務省に送り、1873年カリフォルニア州に送られオレンジ産業の隆盛の基礎となった。 リバーサイドに記念樹が保存されている。わが国には1889年に和歌山県に伝わり、かんきつ生産県で栽培され、多くの変異が選抜されている。

 果実は大果で200〜250gに達する。果形は球形、短卵または扁球形。果皮は濃橙色で平滑、厚さは5〜7mmで剥皮しにくい。果肉は濃橙黄色で、柔軟多汁、 高い香りがあり甘酸相和し、品質は優秀。




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