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夏みかん



 「夏みかん むきをる顔の すっぱさよ   何蝶」

 夏橙(ナツダイダイ)が正式な名称。初夏の風物詩として、温州みかんに次ぐわが国第2のかんきつ類にまでなったが、 もともと品質がよくないため、昭和43年頃から価格の暴落を招き、甘夏その他に座を奪われた。

 1700年頃、山口県長門市の海岸に漂着したかんきつの種子を播いたのが起源。原木は今も健在であり、ぶんたんの血を引く自然雑種。

 果実は400〜500gでじょうのうが厚くて硬く、ナリンジンの苦みがある。酸味が強いが初夏の果物として爽快さを好む人もある。4〜5月が熟期の晩生品種。




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